令和日本一周 51日目 復興巡り

皆さんこんにちは!開拓者Nです!

今日は碁石海岸キャンプ場をでて陸戦高田と気仙沼を観光したいと思います。しかし、どうせなので碁石海岸のウォーキングコースも散歩してみました。

碁石海岸

まず、キャンプ場受付から徒歩約15分のところにある大きな岩「雷岩」この岩は打ちつける波が空気を圧縮して出る際にドーンという雷に近い音を出すことからその名前がつきました。岩の周りは断崖絶壁なので迫力満点です。

もう少し岬側に進むと見えてくるのが

ここは完全にウミネコの巣になっていて太陽から影になった断崖絶壁の場所に何百匹ものウミネコご暮らしています。そしてそこから歩くこと15分

碁石海岸の展望台に到着!碁石海岸の海が一望できます。灯台の後ろにあるので灯台を見て帰らないようにしないとこの景色見逃しちゃいますね^_^

こうして1時間ほど碁石海岸の散歩をした私はキャンプ場に帰りここから陸前高田の方は向かいます!出発!


陸前高田

陸前高田市に来て驚いたのはまだ堤防の建築が途中だということです。震災から8年は経ちますが、やはりこれほどの高さの堤防を築きあげるのはそれほどの時間がいるんですね。そして町の方へ

周りを見渡しても建築業者の建物はあるものの、この辺りには丘の上以外で家は数件程度がしかありませんでした。全部、流されたのだと思うととんでもない破壊力、恐ろしさです。そしてまだ、そこら中で工事しているのを見ると人が住むには、まだ時間がかかるということなのでしょうか?しかし

復興を思わせるような綺麗で新しい道もできています。植林をした時にここが名物になるような道になるといいですね。陸前高田のコインランドリー洗濯していると、一人の女性がこのあたりのお話をしてくれました。悲惨な東日本大震災のお話やその後の保険や裁判のやりとりなど事故後の大変差も語ってかれました。もっと他の地域の方にも知ってもらいたいと仰っていました。しかし、それでもこの陸前高田に残ってる地元愛は素晴らしいです。

そしてこの辺りで必ず行って欲しいと言われた場所へ

奇跡の一本松

それがこの奇跡の一本松です。陸前高田の鎮魂・希望・復興の象徴とされている木です。この木は海岸の風除けのためにあった松林の一本だったのですが、他の木は流されたのにこれだけは流されずに残ったという奇跡の一本です。しかしこの木も耐え抜いたものの海水で根元が腐り枯死してしまいました。それでも地元の人たちはこれをあの日のことを忘れないように、復興の象徴として保存しました。今では綺麗な形で残されています。この木から生まれた苗木4本も成長しているようです^_^

松の木の後ろに建物があるのですが、これが津波の強さを物語っていますね。

一本松を見学し終えた私は次は気仙沼へ向かいました。

気仙沼

あれ?結構住居も店もたくさんある。ここも津波にあった場所だよね?と思わせるほど住みやすそうな場所に見えました。はじめこの辺りを通った時には都会が近いから復興も早かったのか?と安易な考えでこのあたりを走っていました。

そして

シャークミュージアムに到着!ここはシャークミュージアムや氷の水族館、飲食店などが複数ある施設です。私はこの中にあるメインのシャークミュージアムへ

すごい歯!シャークミュージアムではサメの生態や種類に関して詳しく知ることができます。動物や魚好きな私には最高の博物館です。しかし今ではサメを見るだけの施設ではありません。ここでは気仙沼の震災の映像や復興への取り組みに関しても知ることができます。私は何故気仙沼がらこんなにも早く復興しつつあり、日本でも主要な漁港である気仙沼漁港をわずか3ヶ月で再会できているのかを知り、都会が近いからとか安易な考えだったことを反省しました。そして私が気仙沼では本日最後の目的地に向かっている途中に出会ったのが

あっきーさん

気仙沼に向かう途中で自転車日本一周勢と出会いました。あっきーさん(@akhs4325)です。5月19日横浜からスタートされたとのこと。とにかくこの方に出会って驚いたのが荷物がとにかく重い笑

正直、自転車で自分を超える荷物に初めて出会ったので荷物を見てみると本やら熊の対策グッズなど沢山入っていました。旅の持ち物は人それぞれ個性があって面白いですね^_^

気仙沼東日本大震災遺構・伝承館

私が本日最後に向かったのは東日本大震災遺構・伝承館です。ここは東日本大震災の津波の被害の形がそのまま残った学校です。私はあっきーさんと一緒に訪問したのですが、博物館は巡れるものの映像上映時間に間に合わなかったので映像は見れませんでした。しかし、見学はしたかったので入館。

驚きの一言ですね。これが津波の威力ですと建物そのものが伝えてきます。4階には

流れてきた建物が当たってベランダの壁が崩壊した後なども見ることができます。そして最後には震災後の被災者の歩みやメッセージなどを見ることもできます。

施設も見終わり今日の宿に行こうとしたとき、施設の方に止められて最後に施設の方と写真撮影笑Facebookに載せとくと仰っていました。

そして私はここであっきーさんと反対方向なのでお別れ。あっきーさんこの先安全な旅を祈っています。そして私も大谷海岸の方に向かいこの日は周辺で就寝しました。

今日はいろんな話、いろんな経験ができ、良い一日になりました。明日も良い一日になるといいな。

それでは今日はこの辺で・・・ノシ


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