必要な土地の坪数 その1(畑)

今回は開拓に必要な土地の大きさについて計算していきたいと思います。様々な意見があると思うのでもしこうした方がいいということがあれば、どんどん知識としてほしいのでよろしくお願いします。

1回目に計算する部分は「自給自足に必要な畑の大きさ」です。

時給自足に必要な畑の大きさ

畑の大きさと言っても今回の計算は単純で「一年間毎日ごはんを三食食べる分のお米を取るにはどれくらいの畑がいるのか」について計算していきたいと思います。

まず、お茶碗一杯あたりのお米の量はおおよそ3000粒と言われています。それを踏まえ、1年間1食1杯ご飯を食べ続けたらどれくらいのお米が必要か計算してみました。

なんと1年間あたり328万5千粒という膨大な量必要になってきます。重さにすると90kg~100kgほどです。これだけの量のお米を作るには、いったい何坪の土地が必要になってくるのでしょうか?

一株あたり取れるお米

見出しを見た時「一株って何?」と思われた方もいると思います。お米は一粒の種から1本の苗ができます。苗を田んぼに植えるとき、この苗を約5本まとめて植えます。このまとまりを1株と言います。この1株は成長すると、最初は5本だった苗から25本の稲穂を実らせます。稲穂1本あたり品種によって異なりますが、70~100粒くらいつきます。(200粒つくものもある)

これらを踏まえて計算すると

1株あたり1750粒ほどとれる計算になります。

1年間に食べるお米を作るための必要な坪数

1株当たりから取れるお米の数も計算できたのでここからは必要な土地の坪数まで一気に計算していきたいと思います。まず必要な数字として必要な株数です。1年間のお米の粒数から1株あたりから取れる粒数を割ればいいので

1878株となる。そして畑に苗を植えるときは一株あたりの感覚を稲穂だと30cmずつ間隔を空けなければいけません。ちょうどこんな感じです。

このように間隔を空けるので一年間に必要な株を植える列数を計算し、そのうえで畑の1辺あたりの長さを指していきます。列数は

このように計算すれば、割り出せます。次にこの列数から1辺あたりの長さを計算します。

畑1辺あたりの長さがだせたので後は全体の大きさをだして、1坪の大きさで割れば、「1年間に食べるお米を作るために必要な坪数」が計算できます。

計算すると約53坪と出ました。しかし、翌年の種もみのことなども考慮すると60~65坪と余裕を考えるのが妥当だと思えます。

計算してみて

計算してみて感じたのは、一人分の1年間のお米を作るのに両辺14mほどあればいけると思うと、そんなに大きな土地はいらないなと感じました。これであれば150坪程度の土地があれば、お米以外にも色々な作物を育てたり、色々な施設を作ったりと楽しむことができそうとまたいい希望が持てましたw

またここ違うよ!とかあればコメントなどください。それでは今日はこの辺で・・・


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